2014年8月20日水曜日

8/20ラパロ後1日目 退院

朝6時半ごろかな、やっとトイレに行ってもいいかな(笑)という気になり、ナースコールを押してトイレいきたいといってみた。そしたら違うナースを呼ぶから、と言われ、その人が来るまで待っていた。いまいち病院のナースの仕事の分担がわからない。どのナースだってトイレに連れて行けるんじゃないの?だって付き添うだけだもん。そういうのは下っ端にさせるのか知らん?まあスゴイ行きたいってわけじゃないからいいけどさ。割とすぐ代わりの人が来て連れて行ってくれた。と言っても部屋の隣にトイレがあった(ラッキー)。もうベッドから降りるのもだるくて痛くてつらくてやっぱりいくのやめようかと思ったけど(笑)。がんばってベッドから降りるとおなかが激痛。60歳のおばさんに同情した目で見られつつ、廊下まで出ると手すりがあり右手は手すりに左手はナースに持ってもらいよろよろしながら隣のトイレへ。頭もふらふらするし吐き気もある。何か片頭痛っぽくもあるかな。トイレを済ませ、あ!パンツがナイ(泣)。手術前にはいた紙パンツは無残にも引きちぎられ(泣)、パッドが股に挟まってるだけの状態。仕方なくノーパンでベッドまで戻り(恥・・・ガウンが足首まであって良かったー)、自前のパンツとパッドで対処。いやーパンツはくのにあんなに力を使うとは。足が上がらないし、片足で立てないし。よろよろです・・・。

まあ一息ついてベッドに戻ると(うう、痛い)、やっぱり片頭痛っぽい。もう一眠りしたら治るかもとおもい寝てみる。次に起きたら8時前。しばらくするとコンサルタント(執刀医)がきて、手術の結果を教えてくれた。

癒着は左側ははがした。右側の上のほうの癒着がひどくて3,4箇所はがせなかった。内膜症はめちゃくちゃひどいと言うわけではなかったかが切って検査に回しておいた。痛みはおそらくまたいつかは戻ってくるらしくペインクリニックをしきりに進められた。癒着も全部はがれなかったことだしな。手術は2時間かかったわと言われた。コンサルタントとのフォローアップは3ヵ月後、まあ回復して生理が2回くらいは来てからってことか。その間の痛み日記をつけておいてと言われた。彼女は子宮内膜症科みたいな感じで、普通の婦人科医よりは内膜症について詳しいようだ。

その後病棟のドクターとナースが回診に来て、私がめまいと吐き気と頭痛を訴えるとまず朝ご飯を食べてトイレに行く、血圧が低いので血圧がもう少し上がってきたらめまいも減るだろう。片頭痛だと思うからご飯の後イミグランをとって(自前の薬は鍵のかかったロッカーに入っている)といったら何か食べれたらナースを呼んでとってもらってといっていた。退院はトイレに3,4回行けてデイルームまで歩いていけるようになってからだって。

じゃあ朝ごはんか。私はグルテンフリーのパンを持ってきたので、そのタッパーをもってデイルームへ。去年も一泊したので勝手知ってます。デイルームにはトースターがあって自分でパンを焼いたりシリアルやロールパンがあったり、冷蔵庫にはヨーグルトやフルーツが入ってます。デイルームへ行こうと廊下まで出たところでまためまいが。今度はサーっと血の気が引いてきたのであ、やばいと思い頭を下げていたらナースが飛んできて、ベッドまで戻してくれた。ああ、私の退院計画が崩れていくー。

しばらく休んで、暖かい紅茶を持ってきてもらいベッドの上でパンをもそもそ食べることにした。そこでもベッドに戻してくれたナースに何かいるものはある?ときかれたのでじゃあ暖かい紅茶お願いします、寒いしといったら、じゃあ違うナースに頼んでくるね、といっていってしまった。この人は紅茶を入れるような下っ端ナースではないと言うことか?うーん、わからん。

紅茶とグルテンフリーパン(小さい)を1枚食べて、イミグランを飲んでしばらくまた寝る。その間も血圧と熱を測られ、痛み止めも飲んでいる。さすがイミグラン、1時間ほどねたら楽になった。10時半ごろになるとお茶タイムで、また暖かい紅茶をもらう。病室のナースがいるときにお昼ご飯は誰がデイルームに来るか誰がベッドの上で食べるのか聞く係りの子が来ててきぱきと進んでいく。私はデイルームに行くグループに入れられ、12時になったらご飯だよと呼びにきた。

ご飯はジャケットポテトとタマゴのフィリング(タマゴサンドの具みたいな感じ)とサラダ、フルーツ。それをデイルームの前でお盆にもらい自分でテーブルまで持って運ぶ。ああ腹が痛い。同室の60歳のおばさんもデイルーム派で一緒に食べた。あなたも子宮摘出したの?ときいてきたところを見るとおばさんは摘出したのか。もう一人おばさんが一緒のテーブルにいたんだけど、この子は昨日入院したばかりなのにもうこんなに歩いてすごいのよと私のことを言っていた。私はラパロスコピーを受けただけなの。というとラパロスコピーって何?ときかれキーホールサージェリーだよといったら、ああ、と納得。ラパロスコピーは日帰り手術なので入院している人たちはもっと大きな手術をした人た日がほとんど。私みたいに午後遅くの手術だと日帰りでも一泊になることがあるけど。

ご飯を食べてる間もなんかめまいと吐き気がときより襲ってきて箸(いやナイフとフォークか)が進まない。1/3位食べてギブアップ。痛み止めを飲んでベッドに戻る。そしてうつらうつらすると2時になったらしく面会時間開始。他の3人には誰かしらお見舞い客が来ている。私は一人だけどいいのよー、今日帰るんだからー。本を読んだりうつらうつらしたり。昨日眠れてないから眠い。しばらくすると朝回診に来たナースが、トイレに行けた?とかめまいは減ったかとか聞いてきて、まあ朝よりは楽と言うと、お迎えは何時ごろ来れる?と聞くのでやった退院だ!すぐに旦那に電話してみる。4時前にはつけると言うので、それまでに着替えて荷物をつめておく。やっぱり動くと頭がふらふらするけれどご飯がお腹に入ったあとは、ふらふら度が楽。後は休めば大丈夫かな。

ひとつおしっこに行くとおなかがぎゅーっと痛む。ナースに言うとトイレのときに生理痛みたいになるのはしばらく続くけど大丈夫と言われた。以前膀胱炎になったけど、そういう痛みとはまた違うし。動くとまだだいぶ痛いし、縫い目がぎゅっと引きつれる感じ。

今回は4箇所も傷跡がある。おへそとその下と左右に1個ずつ。検査ラパロの時はおへそとその下に一個ずつの2個の傷だったけど、倍になったし、いろいろおなかの中を切ったりはがしたわけだから痛みもだいぶ違う。旦那が4時10分前についた。退院の書類と職場に出す診断書、1週間分の痛み止めをもらう。診断書には3週間休むように書いてあった。思ったより大変だったのか。ナースが、3週間たってもつらかったらGPに言って延長してもらうようにといっていた。長引くのかなぁ。痛み止めも1週間分は病院からもらえるけどもっとほしい場合はGPにもらってと言う。家に痛み止めはたくさんあるし大丈夫かな。

そして手に刺さったままのカニュラを抜いてもらい、自前の薬袋を鍵のかかったロッカーから出してもらっていよいよ退院です。ふらふらだし、おなかが痛くてまっすぐ立てないので腰の曲がったお年寄りみたいにしてよろよろ出口まで行きます。外は晴れていていい感じの天気。タクシーでとちゅうこどもをナーサリーでピックアップして帰ります。

家に帰ると5時過ぎ。よろよろしつつソファーに座るとああやっぱり家はいいねぇ。暖かい緑茶をもらって一休み。わたしの夜ご飯は日本で買ってきたフリーズドライの雑炊です。お湯を注ぐだけでおいしい雑炊ができてありがたい。今日はこどもが寝た8時過ぎに一緒に寝ました。いつも私のお腹に足を乗っけて寝るこどもも、キックしないようにね、というとでもママにくっつきたいと言うので、手をつないで寝ようと言うとおとなしく手をつないで寝ました。明け方私の布団に入ってきたけど、キックしないは覚えていたようで、私のお腹は無事でした。

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